旅行・お散歩

2015年5月10日 (日)

2014年12月に読んだ本

 昨年12月は以下のような本を読みました.11月中旬から仕事が忙しく年賀状も大晦日の午後から本格的に書き始めたような状態でしたが,そこそこの冊数を読めたようです.

 昨年後半は多忙や天候不順もあって余り山に登れなかった反動か,山の本の割合が高くなりました.

 

○ 地図のない場所で眠りたい 高野秀行・角幡唯介著 293p.講談社

 実際何処かに行ったのかな?とタイトルに釣られ買いましたが,お二人の対談集でちょっと残念.しかし,お二人が早稲田の探検部出身(ただし時期はかぶらない)だったのを知り,ビックリすると共に,ちょっと尊敬しました.当時の早大探検部の様子が何となく分かり,そのアクティブさが羨ましくまた面白かったです.

 

○ 赤いヤッケの男(文庫D) (MF文庫ダ・ヴィンチ) 安曇潤平著 299p.株式会社メディアファクトリー

 11月に読んだ定本 黒部の山賊 アルプスの怪にも山での色々な不思議が載っていました.この本はフィクションなのでしょうが,なんか聞いたことがあるなとか,なんかありそうだなといったリアル感が漂っています.具体的な地名はT岳とかI沢などとして避けていますが,山をやっていれば直ぐに分かってしまいます.具体的な場所が判る分,余計に怖いですが,ちょっと心温まる?お話も含まれていてホッとします.

 

○ 日御子(上) (講談社文庫) 帚木蓬生著 396p.講談社

○ 日御子(下) (講談社文庫) 帚木蓬生著 365p.講談社

 久々に歴史物しかも小説を読みました.けっこう面白いです.

 タイトルから想像されるように邪馬台国の卑弥呼の時代前後200年ほどの歴史を安曇氏一族(本小説では使譯(しえき/通訳)をする一族とする)の歴史を通じ読み解いています.

 

○ 失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ--「漢字」がすべてを語りだす! (祥伝社文庫) 加治将一著 536p.祥伝社

 文庫本で読みやすそうと思い買いましたが,読んで直ぐに以前ハードカバー版を買って読んでいたのを思い出しました weep 蔵書が増え,本棚に並びきらなくなると,どういう本を持っているか常に確認できなくなるのですが,その弊害ともいえそうです.

 文庫本サイズになって読みやすいから良いか sign03と思い直し完読.「2010年8月に読んだ本」で既に感想を述べていますが,後半のツメが甘い気がしました,それに,著者がちょっと自分の世界に入り込みすぎかな?とも思いますし,主人公のキャラが軽めなので読みやすい反面,内容が軽くなる印象を受けました.

 

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2014年7月11日 (金)

2014年4〜6月に読んだ本

4〜6月もまた種々雑多なジャンルの本を乱れ読み.

増税前に本を買いためたので積ん読本が増えてしまいました.

時間がなく,読後の感想を書く時間のなかった本は次回読んだときに感想を書きます.

 

 

○ 写真と地図で読む!帝都東京地下の謎【完全版】 秋庭俊編著 95p.洋泉社

 いわゆる陰謀論的な視点から東京の地下について書かれた本.地下鉄博物館で「地下鉄における地下空間の秘密展」という面白そうな展覧会をやっていたので,展示を見に行く電車の中で読み初めました.本と展覧会で同じ場所について説明されていましたが,全く視点が異なっていて楽しめました.

 

○ 深海生物の奇妙な生態 (宝島社新書) 深海生物研究会編著 189p.宝島社

 増税直前の3月31日の夜に書店で買った一冊.深海生物,前々から個人的に好きですが,ここ数年静かなブームのように思います.写真を多用した値 の張る本も沢山ありますが,本書は840円(税抜き)の新書にもかかわらず口絵に沢山の深海生物のカラー写真が載っていて,大変お手頃価格で文章の内容も 面白く,第1章の問題(次の段落)を除けば深海物の本としては大変お値打ち・お買い得感があるな気がします.

 良い本なので改良して欲しくあえて書きますが,深海生物を解説する第1章で大変残念なのは,本文中に出てくる生物がどんな姿をしているのか直ぐに 判らないことです.文章だけで生物の写真が無い本であれば仕方がありませんが,せっかく綺麗な口絵写真や文章の下に白黒の写真があるのに参照がとてもし辛 いのです.口絵の写真の解説部分には何ページに 載っていると書いてあるのに,文章中に生物名が出てきても口絵のどの生物に当たるかの説明がありません.また,文章の下の白黒写真も,文章で解説している ページと写真の載っているページがずれていて探すのに苦労しました.文章中にこんな形をしているんですと書かれていても,これでは読み応えが半減します. 文章中に口絵○○参照とか,文章と写真のレイアウトを変更すれば済むので,増し刷り等するときは是非改善して欲しいと思いました.

 マリンスノーの命名者が日本人だったとか,スキューバダイビングの大本がクストーだとか知らなかったか忘れていたトリビア的な内容もありますが, 深海生物の形態や生態などのユニークさは深海ワールドの暗さやエサの少なさなどに適応・進化した結果である,深海調査の歴史などなど,続く第2章,第3章も とても面白く読むことが出来ました.実際,子供の頃は単に奇想天外な外見だけに興味を持っていましたが,なぜ発光生物は青白い光が多いのか?,殆ど光が到 達しない中深層に赤い生物が多いのか?について,海中では青い光は遠くまで到達するのでエサをおびき寄せやすいor捕食者から逃れやすい,逆に赤い光は吸 収されやすく見えづらい(保護色のようなものか)と説明されるとなるほどと思います.チョウチンアンコウ,シギウナギ,フクロウナギ等に比べ,子供の頃は地味だなと思っていたムネエソも,発光器を調節して全身を覆う銀色のウロコと平べったい形態で敵から目をくらませるという凄いワザを持っていることを知ってビックリでした.

 

○ ぼくは高尾山の森林保護員 (〈私の大学〉テキスト版) 宮入芳雄著 174p.こぶし書房

 森林保護員として日々高尾山の国有林を管理する筆者による高尾山のエッセイ集.見開き一題で左ページに文章,右ページに写真という構成なので肩肘 張らずに気ままに読めますし,本業がプロの写真家だそうで写真も楽しめます.山登りの出来ない雨の日に読んでも良し,文庫本化されたら山登りの御供にザッ クに入れ昼下がりに木陰でノンビリ読んでも良しといった感じ.ボリュームの割に割高な本なので文庫本化して価格を安くして欲しいという本音もあります.

 高尾山で見てみたいヤマシャクヤクやキヨスミウツボやエビネといった植物たち(「ヤマシャクヤク」ほか)や遠目で良いので出会ってみたいサル,イ ノシシ,アナグマ等の動物たち(「高尾山の動物事情」ほか),戦時中の悲しい事件(「忘れられた場所」),チョット怖いお話「妖しい八王子城山」など,内 容的にはだいぶ通い慣れた感のある高尾山域にもまだまだ歩いていないところ知らないことが沢山あることを知り,ますます高尾山に通いたくなりました(ちな みに著者の方は高尾山の森林保護員歴8年だそうです).これから季節も良くなるので,陣場方面へあくせく縦走するだけでなく,高尾山をノンビリじっくり歩 いてもいいかなと思いました.そういう意味で,高尾山をより深く楽しみたいハイカーの方にもオススメと思います.

 追伸:同じ「私の大学」シリーズの「ぼくは「しんかい6500」のパイロット (私の大学テキスト版)」も読んでみたい.もう少し価格を下げてくれると良いなと思うシリーズです.

 

○ カラー版 - スキマの植物図鑑 (中公新書) 塚谷祐一著 182p.中央公論新社

 以前,ど根性○○などとマスコミを賑あわせた植物たちがありました.本書はアスファルトやコンクリのスキマ,石垣の割れ目などに生えた植物の写真とと もにウンチクが書かれた簡単な図鑑形式の本です.著者が植物学者なのでマニアック-失礼,専門的-な内容もさり気なく書かれているので植物が好きな人が 寝っ転がって読んでも良いし,植物に余り興味の無い人でも路上観察学のハンドブック的に読んでもよさそう.ムラサキカタバミの牽引根が梨のような歯 触りで薄甘いという記述を読んで,この人道端でかじってみたのかな?と,ちょっとほほえましく思いました.ちなみに冒頭のタネツケバナは一般的なタネツケバナではなく恐らくアキノ タネツケバナと思います.

 

○ 大麻と古代日本の神々 (宝島社新書) 山口博著 235p.宝島社

 深海生物の奇妙な生態 (宝島社新書)と一緒に増税直前の3月31日の夜に書店で買った一冊.忌部氏のルーツを大麻で精神のリミッターをはずしていたシャーマンに求めるという視点が新鮮です.読もうと思って積ん読状態がず〜と続いているカルロス・カスタネダのシリーズを読みたくなりました. 詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 文庫 野宿入門 (草思社文庫) かとうちあき著 238p.草思社

 野宿にはまった著者(女性です)による野宿入門というか苦労話エッセイ.市街地等で野宿する際の近隣住民やお巡りさんとのやり取りや心配り,苦労 や安全確保は,むかし山に登る際に駅構内等で泊まったときの感覚がよみがえり,とっても親近感がわきました.詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 敗者の古代史 森浩一著 270p.中経出版

 恐らく森先生の遺作かそれに近い本.博学な知識が長年の研究・考証により円熟した内容に結実しています.詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 謎の古代豪族 葛城氏(祥伝社新書326) 平林章仁著 274p.祥伝社

 2014年3月に読んだ本で読んだ道が語る日本古代史 (朝日選書)に触発され,前述の深海生物の奇妙な生態 (宝島社新書)とともに増税直前の3月31日の夜に書店で買った一冊(だったかな?).なぜ葛城氏が勢力を伸ばし衰退していったのか?.本書と道が語る日本を対にして読むと理解が深まる良いように思います.読んでいて,葛城氏(特に葛城襲津彦)は朝鮮半島に拠点を持つ当時の日本の王だったのではないかと感じました. 詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 隠された日本 中国・関東 サンカの民と被差別の世界 (ちくま文庫) 五木寛之著 295p.筑摩書房

 サンカや被差別にテーマを絞った本を読むのが初めてかもしれないので何ともいえませんが,易しく書かれているので入門には良い本かもしれません.サンカだけでなく家船,弾左衛門など幅広い視点から書かれています.大好きな歴史小説家 隆慶一郎氏の小説を読みたくなりました.詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 古代史謎解き紀行I: 封印されたヤマト編 (新潮文庫) 関裕二著 301p.新潮社

 過去に刊行された本の文庫版.関さんの本は読みやすく,ついつい買って読んでしまいます.この本を元に奈良歩きを計画したり,本を片手に奈良を歩いても面白いかもしれません.Ⅱ以下の続編もあるようで文庫版化されるのが待ち遠しいです.詳しい感想は次回読んだときに.

 

○ 古代日本の超技術 改訂新版 (ブルーバックス) 志村史夫著 238p.講談社

 ブルーバックスを読んだのは10年ぶりぐらいでしょうか? ブルーバックスは難しい本が多いのですが,この本は一気に読了できました.法隆寺の建 築物や奈良の大仏,名刀の数々,発掘される古代の遺構等々,無言で存在するこれらの中にも,熟考・洗練・深謀遠慮に富んだワザが潜んでいるということで す.宮崎駿の映画「紅の豚」で,この飛行機の設計者は本当に良く木の性質を知っている とかいう会話がありましたが,古代の日本人は木に限らず本当に良く素材の性質や風土を知っていたのでしょう.加えて,今の日本人には無い長期的な時間ス ケールを持っていたように思いました.

 もう一つ,イザベラ・バードだったかラフカディオ・ハーンだったかの紀行文に,明治初期に日本に来た西洋人が一般庶民の生活にも驚くべき工芸品や 美的センスが見られると感心したという記述があったと記憶するのですが,著者も法隆寺や日本刀などに見られる,機能美を越えた洗練・完成された美的センス を見いだしているようです.こういった古代に見られるワザや美的センスが如何にして日本で発生したのか或いは伝来したのか,興味深い課題のように思います.

 

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2014年7月 8日 (火)

ツルギキョウかな?@高尾山

城山山頂でにゃんズと至福の時間を過ごし,高尾山へ戻りました.

ムヨウランでも咲いていないかと観察路沿いを歩いていると,ところどころにタチツボスミレのような葉をした見慣れないツル草がありました.

40706 ツルギキョウの葉っぱ@高尾山
40706 ツルギキョウの葉っぱ@高尾山 posted by (C)スゲネコ

 

葉が対生しています(矢印).

どうやらツルギキョウのようです.

ちなみに,下の写真左下の少し葉の色が濃い小さい葉っぱはタチツボスミレと思います.

葉っぱ,似ているでしょう?

140706 ツルギキョウ@高尾山
140706 ツルギキョウ@高尾山 posted by (C)スゲネコ

 

帰宅後,ネットで調べたら高尾山での報告が幾つかありました.

絶滅危惧種だそうですので場所は控えますが,登山道沿いに点々とありました.

花は秋のようです.

秋に高尾山を歩く楽しみが出来ました.

 

 

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2014年7月 7日 (月)

城山2にゃんズ

ブログ更新,またまた間が空きました bleah

 

7月6日,ほぼ2ヶ月ぶりに山行に行きました.

久しぶりなので足慣らしを兼ねて高尾山から城山までお散歩歩き run

城山山頂で2にゃんズを発見 shine catcat shine

こんな山奥ですが,数件ある御茶屋さんや登山客が面倒を見ているのでしょうか?

140706 2にゃんず@城山
140706 2にゃんず@城山 posted by (C)スゲネコ

 

挨拶をしたらやって来ました shine

1にゃんがひざすわりにゃんこ happy02

140706 ひざにゃんこ@城山
140706 ひざにゃんこ@城山 posted by (C)スゲネコ

 

なでてあげると,きもちいいにゃんこ catface

140706 きもちいいにゃんこ@城山
140706 きもちいいにゃんこ@城山 posted by (C)スゲネコ

 

ズボンに聖なる印(足跡)が印されました(見えるかな?) scissors

140706 ひざにゃんこの聖なる印@城山
140706 ひざにゃんこの聖なる印@城山 posted by (C)スゲネコ

 

隣にもアナザーにゃんこ lovely

極楽です happy02

140706 いすにゃんこ@城山
140706 いすにゃんこ@城山 posted by (C)スゲネコ

 

けれども膝に乗れず地べたにおすわりにゃんこ coldsweats01

ごめんにゃさい catface

140706 いすにゃんこがおすわりにゃんこ@城山
140706 いすにゃんこがおすわりにゃんこ@城山 posted by (C)スゲネコ

 

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2014年5月19日 (月)

はじめての好陽軒@名古屋(2014/05/18)

TVで麺を覆い隠すメンマを見たことがないでしょうか?

そう,それが好陽軒@名古屋のラーメンです noodle

以前から食べたいと思っていましたが,流石に食麺の為に名古屋まで出かける元気はありませんでした coldsweats01

たまたま中部地方に用事があったので,名古屋で途中下車して好陽軒に行って参りました note

こちらが店構え eye

店内の写真を撮りませんでしたが,整理整頓された店内同様,無駄のない綺麗な外観です shine

140517 好陽軒看板
140517 好陽軒看板 posted by (C)スゲネコ

 

有名店なので夕方の開店時間ギリギリを狙って訪ねました.

10分程経過し入店しましたが幸い先客は2名ほど.

色々メニューがありますが,今回は迷わず竹(自家製メンマ多入り)1,100円をチョイス.

じゃ〜〜ん sign03

伝説?のとおりメンマで麺が見えません happy02

140517 竹
140517 竹 posted by (C)スゲネコ

 

歯ごたえも大変よろしいメンマを堪能しつつ,メンマのベールに隠された麺とスープと叉焼も頂きました.

評判通り,単に奇をてらうお店ではなく,メンマもスープも麺も叉焼も,それぞれが大変美味しいだけでなく調和のとれた味のバランスがありました.

メンマの多さから来る単調さも,カウンターにおいてある自家製?のリンゴ酢や辣油を加えることで更なる味の変化を楽しむことが出来ました delicious

 

整理整頓された店内同様,細かい気配りがなされた丁寧な仕事がなされています.

退店時にご夫婦からかけられる独特のご挨拶を聞きつつ,こういったシンプルな味で直球勝負するのは,日々大変な覚悟と真剣さを持っておられるのか?,それとも日々当たり前のことを当たり前に丁寧勝丹念に仕事をされているのか?と思いつつ,美味しい満足とともにお店を後にしました.

 

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2014年5月 7日 (水)

鶴ヶ鳥屋山に登ってきました 予報 (2014/04/26)

JR中央線の笹子駅は駅から直接登れる山が沢山あります fuji

なのでGWのような混雑期には長蛇のバス待ちなどの煩わしさがない有り難い起点です good

ということでGW初日は笹子駅から鶴ヶ鳥屋山に登ってきました note

中央線の南には東西に稜線が延びています.

実は昨年のGWに笹子駅から清八峠〜本社ヶ丸〜角研山とこの稜線の西側を攻めました

今回,角研山以東の鶴ヶ鳥屋山に登り初狩駅に降りることにしました.

朝の笹子駅には多くの人たちが降り立ちましたが,多くは滝子山や清八山・本社ヶ丸方面へ向かったようで,宝越えへ向かう同じルートを上ったのはもう一人のみでした.

140426 笹子駅@0733
140426 笹子駅@0733 posted by (C)スゲネコ

 

登り初めの林道の残雪.

北斜面の日影の為かところどころに残っていました.

先日の北高尾でも残雪を見かけましたが,今年2月の大雪は本当に沢山降ったのでしょう.

140426 林道沿いの残雪@0748
140426 林道沿いの残雪@0748 posted by (C)スゲネコ

 

途中で横断した林道の法面に咲くヒナスミレ(多分).

今回も色々スミレ類を見ましたがヒナスミレ(多分)が目立ったように思います.

140426 ヒナスミレ@宝越え手前林道法面0849
140426 ヒナスミレ@宝越え手前林道法面0849 posted by (C)スゲネコ

 

踏破路をつなぐため,今回の稜線の取っつき宝越えから角研山へ往復してきました.

ほぼ一年ぶりの角研山山頂です.

気持ちが良いのでここで一服.

140426 角研山到着@0930
140426 角研山到着@0930 posted by (C)スゲネコ

 

宝越えへの帰りしなに撮影したブナ(イヌブナ?)の芽吹き.

ひこばえの新芽を利用して撮影しましたが,じっくり見ると結構綺麗ですね.

140426 ブナ?芽吹き@角研山宝越え間0953
140426 ブナ?芽吹き@角研山宝越え間0953 posted by (C)スゲネコ

 

珍しくヤドリギの枝が落ちていました.

ヤドリギ状態の時は緑色ですが,落枝すると黄色くなるのでしょうか?

140426 ヤドリギの落枝@宝田越えから鶴ヶ鳥屋山方面0954
140426 ヤドリギの落枝@宝田越えから鶴ヶ鳥屋山方面0954 posted by (C)スゲネコ

 

こちらはブナ(イヌブナ?)の果実.

昨秋はシイ・カシ類のドングリが豊作でしたが,同じブナ科のブナも豊作だったようですね.

140426 ブナ?の実@宝田越えから鶴ヶ鳥屋山方面1020
140426 ブナ?の実@宝田越えから鶴ヶ鳥屋山方面1020 posted by (C)スゲネコ

 

今日の目的地鶴ヶ鳥屋山.

幾つか道標がありましたが一番味のあるものをパチリ.

どなたかが忘れた(落とした)腕時計がかけてありました.

こういう落とし物って,麓まで持ち帰って交番に届けた方が良いのか,このように落とした場所に目立つようにおいておくのが良いのか,ちょっと迷います.

140426 鶴ヶ鳥屋山山頂渋い道標@1031
140426 鶴ヶ鳥屋山山頂渋い道標@1031 posted by (C)スゲネコ

 

山頂で撮影した大好きなアケボノスミレの花.

ちょうど花盛りで稜線近くで点々と咲いていました.

右手(葉っぱ)を挙げて「よう,きたね!」って挨拶してくれてるみたい.

140426 アケボノスミレ@鶴ヶ鳥屋山山頂1050
140426 アケボノスミレ@鶴ヶ鳥屋山山頂1050 posted by (C)スゲネコ

 

鶴ヶ鳥屋山で小休止の後,下山開始.

標高1,000m以下くらいになるとミツバツツジが目立ってきました.

140426 ミツバツツジ@鶴ヶ鳥屋山から下山路1110
140426 ミツバツツジ@鶴ヶ鳥屋山から下山路1110 posted by (C)スゲネコ

 

黒野田林道を越えた登山道沿いで撮影したタチツボスミレ.

点々と咲いています.

春はスミレの季節です.

140426 タチツボスミレ@林道過ぎ1140
140426 タチツボスミレ@林道過ぎ1140 posted by (C)スゲネコ

 

更に麓近くまで下って撮影したヒトリシズカ.

今はヒトリシズカの開花期のようですね.

フタリシズカの花を見かけませんでした.

開花期が違うのでしょうか.

140426 ヒトリシズカ@下山路1152
140426 ヒトリシズカ@下山路1152 posted by (C)スゲネコ

 

登山道から離れ最後はJR初狩駅まで車道沿いを歩きます.

つまらない車道歩きですが新緑の山々や道端の草花が心を和ませてくれます.

こちらは一寸マニアックですがタチタネツケバナ.

140426 タチタネツケバナ@初狩駅への車道沿い1228
140426 タチタネツケバナ@初狩駅への車道沿い1228 posted by (C)スゲネコ

 

車道際のちょっとした草地で見かけたアカネスミレの大株です.

今日も一日楽しい山行になりました.

140426 アカネスミレ@初狩駅への車道沿い1231
140426 アカネスミレ@初狩駅への車道沿い1231 posted by (C)スゲネコ

 

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2014年5月 1日 (木)

中央線の山を歩く

先日,小さな古本市を除いたときに発見 eye

何処かのブログか何かに出ていた記憶があり,ラッキーと心の中で叫びながらゲト shine

帰ってからパラパラめくってみると,高尾山以西の中央線沿いの日帰り可能な山々を,先日一部を踏破した1の北高尾山稜から,107の釜無山まで紹介していました traintraintrain

平成10年初版発行ですが残念ながら絶版のようです.

歩いたことのあるコースを読んでみると,当時に比べ道が整備されていたり,植林された木々が生長したりで,結構様子が違うように思いました.

何時もお世話になっている,「山と高原地図  高尾・陣馬」や「山と高原地図  大菩薩嶺」に載っていない山やコースもあり,今後の山行が楽しみになりました.

もし再版するなら,内容も一新しつつ文庫版で出してくれると山行の御供にもなるのでウレシイですね〜 happy01

140430 中央線の山を歩く(本)
140430 中央線の山を歩く(本) posted by (C)スゲネコ

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2014年4月30日 (水)

小下沢から北高尾山稜で見た花々(2014/04/20)

今年2回目の山行は1回目同様JR高尾駅北口から徒歩で出発.

今回は高尾山には登らず,高尾山の北側にある中央高速の更に北側を流れる小下沢を登り(西進し),関場峠から北高尾山稜を東進,夕やけ小やけふれあいの里に下りました.

今回は予報ということで,見られた花々を撮影順にご紹介.

 

まずはラショウモンカズラ.

和名は花の形を渡辺綱が羅生門で切り落としたという鬼女の腕に見立てたことにちなむとされています.

羅生門なら「らじょうもん」だろうと突っ込みたくなりますが,学がないので花を見ても命名にはピンときません.

140420 ラショウモンカズラ@小下沢
140420 ラショウモンカズラ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

なんか美味しそうなので写したホウチャクソウのつぼみ.

食べられるとは聞いたことが無いので食べ無い方が良いですね.

140420 ホウチャクソウつぼみ@小下沢
140420 ホウチャクソウつぼみ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

カンスゲの花というか果実.

普段は地味で素通りしますが,雨にしっとりと濡れている姿に思わずパチリ.

140420 カンスゲ@小下沢
140420 カンスゲ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

落椿も沢山ありました.

雨に濡れた姿も良いですね.

140420 落椿@小下沢
140420 落椿@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

ケマルバスミレでよいかな?

花盛りでした.

40420 ケマルバスミレ@小下沢
40420 ケマルバスミレ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

その他にも,タチツボスミレやエイザンスミレなどが咲いていました.

こちらはタチツボスミレの品種アカフタチツボスミレの葉っぱ.

ご覧の通り赤い筋が入ります.

140420 アカフタチツボスミレ@小下沢
140420 アカフタチツボスミレ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

ヨゴレネコノメ?は既に実になっていました.

140420 ヨゴレネコノメ@小下沢
140420 ヨゴレネコノメ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

これなーんだ?

この紋所が目に入らぬか〜の徳川家の家紋三つ葉葵のもととなったフタバアオイの花です.

140420 フタバアオイの花ドアップ@小下沢
140420 フタバアオイの花ドアップ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

こちらがフタバアオイの葉っぱ.

葉の形だけでなく葉脈も含め三つ葉葵の家紋が想像出来ますね.

140420 フタバアオイの葉@小下沢
140420 フタバアオイの葉@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

ハシリドコロも,こうやって花を撮るとナス科だなと納得できます.

同じナス科でもナスやジャガイモやパプリカは野菜なのに,ハシリドコロやチョウセンアサガオやベラドンナが有毒植物というのは面白いです.

もっともジャガイモの芽が有毒だったりハシリドコロやチョウセンアサガオやベラドンナも用法用量を守れば薬となるので,成分的に近しい間柄なんでしょうね.

140420 ハシリドコロ@小下沢
140420 ハシリドコロ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

ケシ科のスプリングエフェメラル(春植物),ジロボウエンゴサク,ムラサキケマン,ミヤマキケマンも花盛りでした.

こちらはムラサキケマンの白花品種シロヤブケマン.

ただし花弁の部分に紫色が残るのがポイントで,花全体が完全に白い品種シロヤブケマンと区別されます.

シロヤブケマンは一般的には少ないように思いますが高尾山周辺には沢山あります.

140420 シロヤブケマン@小下沢
140420 シロヤブケマン@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

今まで見た花は小下沢沿いの林道を歩いている時に見かけたもの.

林道も道半ばを過ぎたところで沢沿いところどころに残雪を見てびっくり.

沢沿いとはいえ今日は4月20日.

雪のせいか心持ち花の時期も全体に遅めです.

よっぽど2月の大雪の際に積もったのですね.

140420 雪渓@小下沢
140420 雪渓@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

もうすぐ関場峠というところまで来て,林道の道端に大きなミミガタテンナンショウが咲いていました.

大きさもそうですが仏炎苞の合わせ目の下端に隙間がないので雌株のようです.

140420 ミミガタテンナンショウ@小下沢
140420 ミミガタテンナンショウ@小下沢 posted by (C)スゲネコ

 

小下沢を離れ関場峠に上がると,いよいよ北高尾山稜の尾根に出ました.

左に行くと堂所山を経て奥高尾山稜に合流できますが,今日は峠を右(西)へ戻ることにします.

歩きはじめるとところどころにシュンランを発見.

乾いたところが好きなので尾根に上がって出てくるとはさもありなんです.

しかし高尾山では余り見かけない気がします.

この日見た花は何故か全て斜面の下側を向いて咲いていました.

不思議.

140420 シュンラン花@北高尾山稜
140420 シュンラン花@北高尾山稜 posted by (C)スゲネコ

 

フタバアオイが湿り気味のところが好きなのに対しタマノカンアオイは乾き気味のところが好きなようです.

シュンラン同様,尾根に出たらところどころに出てきました.

140420 タマノカンアオイの花@北高尾山稜
140420 タマノカンアオイの花@北高尾山稜 posted by (C)スゲネコ

 

少ないながらもミツバツツジも咲いていました.

綺麗.

140420 ミツバツツジの類@北高尾山稜
140420 ミツバツツジの類@北高尾山稜 posted by (C)スゲネコ

 

ヤブレガサは文字通り破れ傘状態でした.

140420 ヤブレガサ@北高尾山稜
140420 ヤブレガサ@北高尾山稜 posted by (C)スゲネコ

 

この後,尾根をはずれ夕やけ小やけふれあいの里へ下り,バスで高尾駅まで戻りました.

曇天で一時雨がぱらつく生憎の天気でしたが,出会った植物たちは雨に濡れシットリとした姿がなんとも妖艶で印象でした.

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2014年3月26日 (水)

今年の初山行は高尾山でした(2014/03/23)

忙しかったり,大雪が続いたりで,今年の初山行は先日の3月23日となりました.

直近が昨年12月8日の山梨県の三ッ森北峰でしたので,4ヶ月弱ぶりです coldsweats01

久々なので足慣らしも兼ねて初山行は高尾山に決定 sign03

今回は高尾駅北口から金毘羅神社へ,そこから1号路,2号路,3号路経由で山頂へ.

帰りは奥高尾方面に少し行って紅葉台と一丁平の中間当たりから南斜面を林道沿いに戻り,合流した稲荷山コースで高尾山口駅までというコースにしました.

 

朝6時過ぎに,高尾駅北口の天狗さんに見送られ出発です run

140323 天狗飾り物@高尾駅北口
140323 天狗飾り物@高尾駅北口 posted by (C)スゲネコ

 

麓ではウメも咲いていましたが足下には霜が降りていました.

130323 霜の降りたヒメオドリコソウ?@0624
130323 霜の降りたヒメオドリコソウ?@0624 posted by (C)スゲネコ

 

登山道上で雪を見た記憶がありませんが,時折沢沿いにはところどころ残雪がありました snow

大雪の時は高尾山山頂は1mの積雪があったようです.

一ヶ月以上経つのに残っているなんて本当に沢山降ったんですね.

140323 雪@717
140323 雪@717 posted by (C)スゲネコ

 

7時40分過ぎに山頂に到着.

久々に富士山とご対面です fuji

今日もとっても綺麗 shine

140323 高尾山頂からの富士山@741
140323 高尾山頂からの富士山@741 posted by (C)スゲネコ

 

ここでグッドニュース good

写真を撮れませんでしたが,山頂から奥高尾方面にちょっと下った園地に住んでいるニャンコも健在でした cat

ベンチの登山者の隣にニャフッと座っていました happy02

雪でどうしているか心配でしたが良かったです happy01

 

帰り際,稲荷山コースをあるいていたら,林内からカサコソと何かが歩く音が ear

なにかと覗いてみるとヤマドリ♂が歩いていました eye

距離は5m程ですが,撃たれないのを知っているのか,こちらが気がついていないと思っているのか,ノンビリ歩いていました chick

でも一人で何だか寂しそう weep

昼間ですけど,さながら人麻呂の心境でしょうかね.

「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)」

140323 ヤマドリ@復路 稲荷山コース
140323 ヤマドリ@復路 稲荷山コース posted by (C)スゲネコ

 

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2014年3月17日 (月)

2014年2月に読んだ本

2月に読んだ本を列記します.

今月は部屋の整理をしていて奥の方から出てきた本を読みました.

色々面白そうな本もありましたが,忙しく余り読み進めませんでした.

2月(ニャンコ月間)なのに猫本を読まなかったことをチョッピリ反省です.

 

○ 日本全国ゆるゆる神社の旅 (Sanctuary books) 鈴木さちこ著 190p.サンクチュアリ出版

 神社の旅絵日記みたいな本.ルートやコース,お得な電車切符(著者は鉄道好き),神社周辺の食べ物情報が意外に豊富.ガイドとしても参考になります.幾つか行ったことのある神社も出ていましたが記述は正確だし,ここも行けば良かったと思う付近の神社とか食べ物とかも載っていました.那智大社近くで売っているらしい那智黒石の猫が欲しくなりました.登山で登った際,宿坊が沢山あった東京の御嶽山神社,今度は宿坊に泊まりに行くのも面白そうです.

 神社に行くと凜とした清冽な雰囲気を感じることがあります.筆者によれば神社により感じる雰囲気が違うとのこと.これから気をつけて感じてみたいと思います.神様の使い等でウサギがモチーフのコマウサギとか彫り物だとかが結構神社にあることを知りました.ウサギとカメならぬ,神様とウサギ.どうしてなのかな?

 

○ 藤原氏の正体―名門一族の知られざる闇  関裕二著 285p.東京書籍

 1月に関氏の本を2冊読みました.何となく惰性でもう一冊読みました.乙巳の変・大化の改新をした中臣鎌足から続く,古代の英雄,名門貴族といった藤原氏のイメージを根底から覆す内容.これでもか,これでもかと藤原氏にいちゃもんを付けていて,藤原氏から文句が出なかったのか?と思ってしまう内容です.実際のところはどうか判りませんが,日本書紀で過去の歴史を都合のよいように作り替え,律令制度を整備し古来からある合議制を排除し朝堂を独占していったと切切と訴えた内容です.中臣鎌足が百済の王(子),豊璋であるという主張や,五〜六世紀の東アジアは寒冷期で高句麗が南下するなど人の動きも大きく,西日本にかまどが出現した時期である等の記述(p.136)等は興味をひかれました.

 

○ ビジュアル版 逆説の日本史1 古代編 上 井沢元彦著 79p.小学館

 以前読んだ逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)」のビジュアル版だそうで写真や図が多く気楽に読めます.魏志倭人伝(本書でも「三国志 魏書 東夷伝」の中の倭人について記した場所とされるが,正確に言えば「三国志 魏書 烏丸鮮卑東夷伝」の倭人条)に基づく黥面(顔の入れ墨)が国内で出土した人面土器を元に復元された当時の人の絵が描かれていますが何となくアナグマっぽくて面白かったり,卑弥呼が下賜された銅鏡の話題では古墳から出土した幾つかの銅鏡の写真を見ることが出来たり,伊都国に比定される地域の平原遺跡から出土した内行花文鏡が発掘史上最大とされ紹介されていますが,これは周囲が八咫鏡とおなじ当時の八咫の長さになるという有名な鏡ですが,さりげなく写真が見られて感動したりで,ビジュアルならではの発見があり買って良かった感がありました.また,数枚ですが諸星大二郎氏の画がさり気なく載せられていたり,森浩一先生と著者井沢氏の対談があったり,巻末に関連する現地を訪ねるたびガイドがあるのも興味深かったです.

 たまたま本を読みながら録画していたNHK日曜日美術館「土偶 命の息吹から生まれたアート」を見ていました.番組の中で出てきた縄文時代の土偶と,p.40に写真のある吉備の弥生墳丘墓楯築遺跡でご神体として伝えられてきたという弧帯文石とがデザインに共通性があるように思えました.これらはまた,以前紹介した本精霊の王」の表紙や口絵に出てくる顔面把手付深鉢に通ずるモチーフがあるように見え,吉備のご神体は縄文に続く何かがるように感じました.

 

○ ビジュアル版 逆説の日本史2 古代編 下 井沢元彦著 127p.小学館

 前冊の続き.聖徳太子が実在したか,万葉集や古今和歌集などの話題が面白かったです.文庫版では読んでいない部分のようなので,「2014年1月に読んだ本」で紹介した関裕二氏の「聖徳太子は蘇我入鹿である (ワニ文庫)」や「聖徳太子の秘密 「聖者伝説」に隠された実像に迫る (PHP文庫)」と読み比べてみたいと思います.万葉集や古今和歌集を文庫版で井沢氏がどのように論じているのかも興味深いところです.

 

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